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事業案内

INTRODUCTION 当社の役割

配管の種類は多彩

配管の種類は多彩

発電所の中にはいくつもの配管が使用されており、それぞれ使用目的が異なります。
大まかには、発電用タービンを回すため高温の蒸気を送る配管、機器類を冷却するために使用される配管、そして、発電の補助をする為に必要な補助機器に使用される配管に分けられます。

配管支持装置が安全の要

  • 配管支持装置が安全の要 図1
  • 配管支持装置が安全の要 図2
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配管に支えがない状態では運転時の配管熱膨張や地震・台風などの自然災害で起こる配管の振動や移動によって、配管が暴れてしまいます。(図1)

配管支持装置を設置することにより、運転時の配管熱膨張や大地震・猛烈な台風など自然災害で起こる振動や移動による配管や建屋、機器への損傷を防ぎ、作業員へのケガを防止する役割を担っています。(図2)
ひいては、安定して電力を供給し続けることを配管支持装置は可能にしています。

共和設計では、その配管支持装置を設計している会社です。具体的にどの様な作業を行っているか紹介いたします。

ENGINEERING 配管支持設計

3次元設計

入手した3次元の発電所データを基に設置する支持装置のモデルを入力し、周辺機器に干渉しないかを確認し、設置が可能か検討します。

2次元設計

データを基に現地施工に必要な情報や支持装置の手配に使用する製作図面を作成します。

特殊設計

特殊設計

支持装置が設置困難の場合、設置可能な形状へと変更し特殊形状の設計検討をします。

RATING 耐震強度評価

配管支持装置強度評価

配管支持装置強度評価

配管を支持する際、配管荷重が拘束する装置の許容範囲内であるかどうかを強度評価を行います。

鋼材強度評価

鋼材強度評価

配管を拘束する際、発電所の梁や鋼材を使用し支持装置を設置することがあります。
強度評価を行うソフトを使用し、形状が成立しているかを確認します。

OTHER 現地調査・配管支持装置施工監督・メンテナンス

現地調査

現地調査

発電所内に行き、現地計測や干渉物等を確認し支持装置が設置できるかを確認し計画図面を作成し纏めます。主に新設配管の敷設や既設品の形状変更の際に行います。

配管支持装置施工監督

配管支持装置施工監督

現地へ物納された支持装置を施工業者へ設置する手順や作業上の注意事項を周知し、何か現地で不明点があった際に質疑に答え、場合によっては代替案を立案します。
施工現場が滞らない様に現地へ出向させます。

メンテナンス

メンテナンス

発電所は海岸近くに設置されており、支持装置が屋外に露出しているケースもあります。
海風の塩害による機能低下や、地震や台風で破損した部品の交換や修理のため現地に赴き修繕作業を行います。